各種検査(血液検査・心理検査・簡易睡眠検査)
当院では血液検査、心理検査、簡易睡眠検査が実施可能です。
血液検査に関しては、初診時以外にも、投薬の多い場合、お薬の関係で糖尿病のチェックの必要な場合、血中濃度を定期的に測定する必要のある場合、甲状腺など内科疾患に伴う精神症状の可能性を疑う場合、など種々の事情で測定させていただきます。
当院では、心の状態や特性をより深く理解するために、専門的な心理検査を行っています。検査では、考え方や感じ方、集中力や記憶力、対人関係の特徴などを多角的に把握することができます。また、気分の変化や不安の程度、性格傾向を客観的に確認することで、診断や治療方針の参考になるだけでなく、ご本人が自分の特徴を理解し、生活の工夫につなげる助けにもなります。検査結果は丁寧にフィードバックし、今後の治療や支援に役立てていきます。
簡易睡眠検査は自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段通り夜間就寝中にできる検査です。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でできる検査で、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。精神科・心療内科は不眠に悩まれる患者様が多いですが、精神症状や一部服薬の影響もあり生活習慣の乱れから肥満となってしまう場合があり、睡眠時無呼吸症候群の方もおられます。むやみに睡眠薬投与となると睡眠時無呼吸症候群に逆効果となる場合があり、そのためにも簡易睡眠検査を導入しております。
